生徒による授業評価

 平成22年12月20日に必履修科目を対象に「生徒による授業評価」のアンケート調査を実施いたしました。その集計結果を校内研修会で分析し、今後の対応策を含めて研究協議をいたしました。以下に教科ごとにまとめて報告いたします。

質問項目

授業評価

質問1 この授業は、よく準備され、よく工夫されていますか。
質問2 この授業は、わかりやすく教えてくれたり、考えさせてくれたりしていますか。
質問3 先生は生徒に対して公平に接している。
質問4 授業の進み方は適切である。
質問5 話し方は適切だ。
質問6 この授業は、もっと学習したくなるよう、興味や関心をもたせてくれたり、意欲をわかせてく

     れたりしていますか。

質問7 成績の付け方はきちんと説明されている。
自己評価 質問8 あなたは、この授業に自分なりの課題や目標をもって取り組んでいますか。

選択肢(4段階評価):4 あてはまる  3 ややあてはまる  2 ややあてはまらない  1 あてはまらない


教科 課 題 改 善 策
国語

1年

現代文・古典とも全体平均は年に準ずる数値であるが、質問3・4・5は高評価であるのに対して、質問6・7の値があまり芳しくない。
2年

現代文は例年と変わらず、大きな変動数値はないが、古典は前期に引き続き評価は高い。
3年

評価は前期に引き続き高い。3年間、学級担任ふたりが担当してきたこともあるが、継続した指導の成果が現れたのではないか。

全体

授業評価質問6・7の評価が低い傾向にある。また自己評価(質問8)の数値が低い。

・質問6の評価に鑑み、生徒の学習意欲を喚起できるよう、さらな る教材研究などに努めていきたい。

 

・質問7の数値から成績に関する説明が不足していると考えられ るため、定期考査点・授業点や提出物の評価についてわかりや すく説明する。

 

・自己評価の数値から、学ぶことの意義を見出せない生徒が全 体の3割程度いることが分かる。科としてさらなる授業や家庭学 習課題の工夫をするとともに、進路指導との連携による指導を していく。

地歴
公民
前期に比べ、全学年で評価が向上した。特に公平性については3.4であり、これは100点満点換算で80点である。成績のつけ方も3.3で、同じく77点に相当する。設問1~7において、3.0未満はゼロであった。しかし、授業に臨む生徒の姿勢については3.0と全設問中最も数値が低く、改善の余地はある。 従来の授業をよりブラッシュアップし、魅力ある授業作りを推進する。具体的には次に示すいくつかの対策を組み合わせて改善を図る。時事に関連付けることによって、学習内容に対して有用感を持たせる。授業時間内において、自らの目標や課題を設定させる。受身にならないように、グループワークなどの作業学習を増やす。宿題を増やしたり、予復習を促したりするなどの対策を講じる。
数学

数学Ⅰの評価は全項目で低下をしたが、そのほかは概ね評価が向上した。しかし、前期と変わらず質問4と質問6の評価が低いことから、生徒の数学に対する、意識や意欲を変革していくことが、課題であるといえる。

  また、質問7の評価も低いため、数学科全体で共通の認識を持って生徒に対して説明を行っていくことが、必要である。
数学という教科の性質上「わからない」という意識を強くもちやすいが、受験に対応できる学力を身につけるという目標を達成するためには、先に進まざるを得ない部分がある。なので、引き続き授業の質の向上を図る一方で、生徒が「先生がわかるまで教えてくれる」という受動的な意識ではなく「自分で勉強しなくてはいけない」という能動的な意識を持てるように指導を行っていく必要がある。 数学科全体で共通の認識をもって、生徒に成績の付け方についての説明を行う。
理科

1年生・2年生ともすべての項目において、前期と同様に概ね良好(評価4と3の合計)は高いが、最も高い評価の割合はあまり高くない。

また、質問8の評価が他の項目に比べ比較的低い。

概ね良好(評価4と3の合計)が高い点は補習等による個別指導の成果であると考えられる。
しかし評価4の割合があまり高くないのは、理科の苦手な生徒に対して手厚い指導をした結果、より高度な授業内容を指導する機会が少なくなってしまい、成績上位層を満足させられていないことが原因であると考えられる。今後は理系進学希望生徒や成績上位層にも手応えのある授業内容が展開できるように教材研究・教材開発を行うようにしたい。
また、質問8の評価が他の項目に比べ比較的低いのは理科という教科の特性上、予習の必要性があまりないということが考えられる。今後はできる限り宿題やレポートなどの家庭学習課題を工夫することで質問8の項目についても高い評価が得られるよう努力したい。

保健
体育

(体育)
 1年生・2年生ともすべての項目において、前期と同様に概ね良好(評価4と3の合計)である。
 3年生においては、昨年度より高かった前期に比べ昨年どうりの評価になった。

 

(保健)

    興味や関心を持って取り組んでいるかという項目や自己評価の項目の評価が低い。   

(体育)
 種目の切り替えの時期で各種目のオリエンテーションが行われ 興味や関心があり意欲的に授業に取り組んでいる時期と重なっ た為であると思われる。今後も継続していきたい。
 3年生については前期の推薦入試等を意識して授業に取り組 んだ時期と異なり、興味、関心、意欲が下がったと思われる。
 各教員が事前指導として生徒の立てた授業計画をさらに丁寧 に指導を行っていきたい。
(保健)
 1単位の授業ということもあり常に興味や関心を持って取り組む

 ことも困難であるが次時の内容の伝達を含めて課題意識を持 たせる必要がある。自己評価が低いのは教科の特性上、今す ぐ知識、技術を活用する教科ではないので生涯を通しての必要 性を理解させていきたい。
芸術

(音楽)
 授業評価は1学年が全体で3.4、2 学年も3.4と数値が上がっており、 4の割合が半数・「おおむね好評」の 割合は約9割である。自己評価の数 値も1学年が3.3、2学年が3.4に までアップし、生徒の意欲も増した。 一方で「成績のつけ方」をまだ徹底 できていない部分があるようで、若干 数値が低い。

 

(美術)
前期に比べ、1学年が3.2と変わらず。2学年が3.0から3.2と上がっている。おおむね良好も8割を超えている。ただ、前期の課題であった「成績のつけ方」に関しても大きな変化が無かった。

(音楽)

 選択教科であることを生かして、生徒がより自主的・意欲的に活 動でき、音楽的な感性や技能を伸ばせるような教材開発・授業 展開を更に工夫していく。2学期に感じたことは、生徒たちが、レ ベルの高い教材に対してこちらの予想以上に意欲的に楽しく取 り組んだことである。特に2学年では、自分たちで作詞・作曲し た曲をアンザンブルで発表する授業を行ったが、どのクラスも 意欲的に取り組み、成果を収め、それが自己評価向上にもなっ たと考える。成績のつけ方については、実技教科ということで、 ペーパーテストの点数で明確に根拠付けができるものではない ので、だからこそより評価のポイントを明確にし、あらかじめ生 徒に周知・徹底できるように工夫していく。

(美術)

 前期が平面的な表現であったの対し、後期では平面・立体両方 の課題を行った。質問項目の8が前期に比べあがっていうのは 課題の変化によるものだと考えられる。今後も生徒の制作意欲 を高められる題材の開発に取り組んでいきたい。また、「成績の つけ方」に関しては授業内でも説明をする時間を設けたが、不 十分であったのか大きな変化がない。具体的にどのような点が わからないのかを生徒にアンケートを取るなどして改善を図りた い。
英語

1年OCⅠは全体平均が1学期と同
じであり、生徒の意欲や意識に変
化がないと思われる。英Ⅰは内容
が高度になるにつれ苦手意識を持
つ生徒が若干増えている。2年は
英Ⅱ、writingとも自己評価と授業
評価が上昇したのは、英語の勉強
に対する取り組みがかなり良くな
ったことと、その結果授業の理解

度が上がったからだと思われる。3年readingは難しいが受験レベルであり、仕方ないと気づいたのではないか。writingは受験指導に対応する程努力していないと自覚し、自己評価が下がったか。

1年には下のレベルの生徒を引き上げる対策が求められる。現在行っている補習や講習で対応したいと考えている。
2年は現在行っているように、授業に受験対策の学習も取り入れて継続的に指導していく計画である。

3年では、早い時期に自分の実力を自覚させ、受験に対応できる実力を養成するために、充分な勉強時間を確保させ、意識を受験に集中させるような工夫が必要であると思う。
家庭科  2年生の評価は昨年とほぼ変わらなかった。もう少し生徒が参加したくなるような授業としていきたい。夏の宿題も改善を考えたい。

 2年生は1学期より全体の評価は上がった。実習のみの授業形態であったので生徒の取り組みが良かったのだと考える。夏休みの課題未提出が2学期成績にも響くと伝えてあったが、提出しない生徒が多かった。成績の説明についての不満は数字の上ではないと思われるので、課題を出す段階でもっと丁寧に行っていきたい。
3年生は生徒の取り組みに対する評価がとても良かった。2学期は食物領域ではなく、家庭経営領域(クレジット・契約・生命保険・年金など)中心で昨年は苦戦した領域であった。今年度は生命保険・年金の外部講師の授業の後、解説を加えたりと工夫したのがプラスになったのかもしれない。社会人として身につけてほしい内容なので今後も工夫を重ねたい。

情報  前回の授業評価より今回のほうが全体的には良い傾向であるが評価項目7の評価のつけ方の項目が依然と低かったことについては今後の取り組みが必要である。

前回の記述式のアンケートでは授業の進め方が早すぎるという意見が多かったので2学期はこの点に注意し取り組んだ結果として改善できた。ソフトウェアを使用するときに生徒が理解しやすいようにレイヤーを使用したので理解しやすい授業を展開することができた。

評価項目7の成績のつけ方については授業中に詳しく伝える必要があるので積極的に取り組んで生きたい。

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