いい授業創造プロジェクト

 「授業」は日々の食事と同じです。毎日かかすことなく、しかも好き嫌いなくバランスよく食べることが「丈夫で健康な体」をつくります。ですが、ジュースや清涼飲料水のように、いつも甘かったり、すっきりさわやかというわけにはいきません。むしろ、硬くて歯が立たなかったり、ゴツゴツしていて歯ざわりが悪かったり、うっかりなめてかかると苦くてどうしようもないことだってあるのです。それを、どのように料理したらおいしく食べてもらえるか、そこに教師の苦労と喜びがあります。


 私たち武蔵丘高校は、平成21年度、全教員が参加する「いい授業創造プロジェクト」を立ち上げました。おいしい料理をつくることのできる腕のいい料理人になろう、そのために互いに切磋琢磨し合っていこう・・・それが立ち上げの趣旨です。

 手始めに創ったのが、学力向上授業改善研究誌『恋文、そして挑戦状』です。取り組んでいる授業の改善や、担当する教科・科目の面白さを生徒諸君に伝え、栄養価の高い料理をよりおいしく食してもらうための「蘊蓄(うんちく)」とも言えるこの研究誌は、生徒に宛てた心からのラブレターであり、かつ叱咤激励の檄文でもあるのです。

加えて3人が一つのチームを作り、互いに授業を参観し合うこととしました。授業参観の回数は、この取組が始まった昨年10月以降だけでも計107回を数えました。熟練の匠の技を目の当たりにして感動したこともあれば、厳しいダメだしの言葉が飛び交ったり、熟成度はまだまだでも手間を惜しまず入念に準備された授業に頑張れと叫びたくなったりすることもしばしばでした。

 授業は学校の命です。昨日よりも今日、今日よりも明日をめざして努力を重ねて授業に「魂」を吹き込む・・・それが武蔵丘高校の教師一人ひとりの誇りです。

 「恋文、そして挑戦状」の抜粋をPDFファイルにして掲載します。ぜひご一読いただき、武蔵丘高校の心意気の一端を感じとっていただくとともに、今後につながる忌憚のないご意見を頂戴できれば幸いです。「学力向上開拓推進校」として進化した姿をお見せできるよう、さらに工夫や努力を続けてまいります。


「恋文、そして挑戦状」の一部を実際にご覧ください。



 

平成23年度版 学力向上授業改善研究誌

『恋文そして挑戦状』

 

 

平成21年度版   平成22年度版

 恋文、そして挑戦状〈抜粋〉 (クリックしてください)

       校 長  谷島 昭   『巻頭言にかえて』
<国 語 科>

 重村 弘之  『短詩型文学を読む愉しみ』       

 齋藤 安教  『人生を楽しむ』              

 湯澤 昇治  『トイレの水が美味しいのは、、、。』

<社 会 科>
 藤川 弘則  『吉野ヶ里遺跡案内』
<数 学 科>
 加藤 慶    『一匹の蜂から数学を語る』
<理   科>

 山﨑 次郎  『化学の学習方法2』

 西森 達哉  『物理嫌いにつける薬』

<英 語 科>

 中村 正春  『23年度3年生の英語の授業に

               おける受験指導について』

 興梠 万平  『高校英語の勉強のしかた』

 浜中 勇一  『1年生のみんなへのメッセージ』

<音 楽 科>
 松原 さとみ 『音楽の授業で一番大切なこととは?』
<情 報 科>
 鵜澤 裕   『能力をコンピュータで発揮する時代』